日本はどう変わりましょうか
理事長 廣辻逸郎
16日には総選挙があって新しい国会が成立します。果たしてどの政党が勝利して日本の舵取りをしてくれるでしょうか。石原・橋下組の第3極がどれだけ票を伸ばすことか。政治評論家が連日解説しているが当たらなくても責任はない。党の出すマニフェストにもう騙されないと国民も慎重だろうが、原発・教育・保健・国防・外交とどれ一つ見逃せない。不景気でデフレと言っているが、新改築の梅田阪急には連日十万人以上来店し売上も倍増していると報じられている。
ただ現実に電機や製造工事・建築等退職や廃業の声を聞くと胸が痛む。仕事があっても低給料低収入で泣かされている人も多い。
11月末に万博記念公園に紅葉を観に行った。今年の紅葉はとても色が良く、大勢来園していた。1970年から40年経って樹木も大きく育って、市民の憩いの場になっている。万博開催当時の活況は思い出すだけでも凄かった。どの人も顔が輝き、活気があった。良く働き、残業も厭わず、少々駅から遠くても一軒家を求め、テレビ・冷蔵庫・洗濯機の3種の神器を揃えた。まだ車が無くて駅から山の上まで歩いて帰った。(退職し子ども達も巣立ち老人二人残って、もう駅から歩く元気はない)
働けど働けど倭が暮らし楽にならずの戦前が、国民総中産階級の戦後、そして働きたくても職がない、働いても報われない貧富の差が強くなった現在の日本。不況とは言え街には物が溢れています。戦前貧しかったが隣人にやさしく助け合って生きていた。
「衣食足って礼節を知らず」と言われず、温顔で助け合えて、宗教色は無くてもクリスマスを楽しみ、明るい新年を迎えたいものです。
健康とは! お化粧について
普段オシャレとは大凡縁のない私がお化粧について書くことはいささか憚れますが、新聞に有名な食品会社が保湿性化粧品の全面広告を出していたのが目について、グリコーゲンを扱って研究を続けているとは言え、化粧品まで手を拡げているのか、いかに需要が多いのかと感心しました。写真のフイルム会社もフイルムが売れなくなって、その製造ノウハウを化粧品製造に転換しています。スッピンを見られたくないから朝のごみ出しは亭主の仕事と聞きます。
テレビや映画の往年の美人女優さん達もグルメの旅やサプリメントの広告などに顔が出てくると矢張り歳は隠しようもありません。でもそれなりに努力されているのでしょう矢張りお綺麗です。
思春期のあの張りきった皮膚の瑞々しさは化粧品を受け付けないものでしょう。加齢と共に乾燥し、しわが出てきます。その手当をして少しでも綺麗と言うより美しくありたい。しょぼしょぼしたくないという気持ちが大事でしょう。
皮膚も体の一部です。皮膚だけのアンチエイジング(抗加齢)でなく全身を考慮しましょう。何時も言っている自律神経の働きが重要です。生活のリズム・環境が乱れてどうして健康でおれましょう。喜怒哀楽はそのまま自律神経に作用して,怒ったり悲しんでいては血流も悪く、内分泌ホルモンの分泌も低下します。内分泌器官は相互に関連して機能しております。
肉体労働を主に生活した方、デスクワークが主であっても加齢は同じに進みます。皺が出ても当然です。ただ高齢になるほどに年寄りぽい人とそうでない人と差が出て来ます。化粧品サプリメントはあくまで補助品です。家族のこと、仕事のこと、お金のこと、病気のことみんな平穏無事を願っていますがままならぬのが現世です。