新聞を読みましょう
理事長 廣辻逸郎
情報の伝搬手段として新聞ラジオしか無かった時代から、現在はテレビ・インターネットが主流となってラジオを聞かない人も多くなり、新聞も読まれなくなった。ネットで調べてみると、朝刊のみ40%朝夕刊共32.7%購読なしが24.4%と、新聞は取って当たり前から、新聞はなくてもの時代になって来ている。大したニュースも無いし、テレビで充分。ネットの方がゴシップやおもしろい情報が得られると言われる。購読されている方も皆さん夫々の読みお方をされていましょう。私はずっと毎日新聞です。夏の高校野球の時季に一月だけでも朝日を、正月だけでも読売をと販売員に頼まれて取ったことは有りますが、矢張りなじめずにその月限りです。現在販売数は朝日がトップで読売・日経です。朝日は偏向していると言われても何故か人気があります。さて私は一面から直ぐ最終テレビ欄を軽く見て後社会面から逆にめくります。阪神版は一応目を止めます。大体地方版が面白くなるのはその土地に馴染んだ証拠でしょう。ただ最近は役所から記者室に配られた記事が多いと思う。足で書いた記事が欲しい。
新聞は社会の公器と言われるが、残念ながら時の権力に立ち向かってくれたか、昭和20年前で無く戦後も対米或いは基地問題で真実を報道して呉れたでしょうか。ある方向に民意を誘導していないだろうか、商業紙であるためスポンサーに弱く、その商品の批判記事はまず載らない。サプリメントの広告が無くなったらテレビ新聞は大打撃でしょう。猫が鼠を獲っても記事にならない。警官が万引きを教師が猥褻しての記事は分かるが事件によっては記者の主観で間違った記事にならぬよう願いたい。阪神の勝利試合を観戦した翌日スポーツ欄をより丁寧に読むのも新聞の好いところ。と言うよりテレビラジオが映像や音であるのに対し、活字を通じて脳に刻まれる智恵の基本です。難しくても経済面も注意すると新商品の紹介や参考記事に興味を持つ。女性に人気の家庭欄や学術欄にも目が止まる。朝刊小説は毎日の楽しみ。幾つか記憶に残る作者や名作がある。その他開花情報・日出日没・干潮時刻等々文字から入る情報知識は疎かに出来ない。
更に折込チラシも目が離せません。約6割毎日見ているそうです。面倒なようでも買い物は女性には楽しみでしょう。伸び盛りのこどもに安くていいものを沢山食べさしてやりたい。チラシに目をやりながら献立を考えているのでしょう。「いざスーパーいやその前にチラシ見る」そんな川柳がありました。私が開業時折込広告の仕方も値段も知らなかったこと、そして新聞販売店に激しい競争のあることを知った事を思い出しました。
一月3,925円一日13円で宅配してくれる新聞を読もう。
健康とは! 体内時計を大事にしましょう
比較的に規則正しい生活をしていると身体もリズムを持って働いて快適に過ごせると前に申しました。
一週間のうち通勤に6日一日は休日で気楽に過ごすのも体内時計に組み込まれます。退職した時はそのリズムをどのように変えていくかが肝要です。切り替えを上手にして退職後を楽しまなくては折角の人生詰りません。高齢に従って体力が落ち、機能が低下しても当然で気楽に受け止めましょう。
嬉し涙は感動です。運動しての汗の気持ちよさ。排尿排便もすませばさっぱりして快適です。しかし病気の時は涙に痛みを伴い、冷や汗寝汗は不快です。新聞テレビに夜中のおしっこに悩みませんかとCMがよく出ます。夜中2回以上起きたら病気と誰が決めたのでしょう。2回3回起きてなぜいけないのでしょう。排尿は腎臓の働きが健全な証しです。血液を浄化して排出しているのですから喜ぶべきです。
出るより出ない方が怖いです。排泄時に痛みなど不快感を伴う時は病的です。昼寝をせずに適当に身体や頭を使っておれば夜中に起きてもまた直ぐに寝られます。安定剤など常用している人は却って睡眠剤が欲しくなり、夜中に一度目が覚めると今度は睡眠出来ないと悩まれるようです。排便も便秘をおそれます。女性の方が便秘がちですが、強度の便秘に対しある専門医が直腸瘤の存在を説いておられました。体内時計にうまく排便の時間を組み込んで下さい。排便が終わると排尿して終わるのを経験されるでしよう。肛門と膀胱の間にそのような神経が存在します。身体はそのように繊細に作られています。
科学の進歩で分子レベルで病気も診断される時代になりました。体内時計も分子レベルで動いていると考えると愉快だし、神様は何と偉大なのでしょう。