眼の健康とコンタクトレンズの専門医 医療社団法人 広辻眼科

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広辻眼科マンスリー 第m44

投稿日 2009年10月1日

目の愛護デー

理事長 廣辻逸郎

10月10日はご存じのように目の愛護デーです。各地で目の愛護に因んで講演会や眼科無料検診が行われ、新聞テレビでも目の健康に関して報道されています。宝塚市でも隔年にソリオホールで啓蒙講演会を開いております。今年は西宮市の山縣眼科山縣祥隆先生に「年代別大切な目の健康の話」と題して講演して頂きました。先生は特にこどもの斜視・弱視に造詣が深く、幼児期の弱視対策のお話は今までの講演会では聞かれなかった部門でした。勿論年代別に拘わらない緑内障や高齢者の白内障、最近話題の黄斑疾患と有意義でした。また弱視用の各種拡大鏡やテレビ機器も眼鏡店の「アマガン」さんの提供で展示されました。高度な視力障害の方やご家族のお役に立てたと思います。高度な視力・視野障害には身体障害者福祉法で障害者手帳が交付され各種の金銭的物質的補助が施行されています。ただ一眼だけの障害例えば失明でも他眼が0.6以上の視力があれば適用になりませんからご注意下さい。(詳しくは市役所障害福祉課にお問い合わせください)尚宝塚市では3歳児検診時に屈折計を使って強度遠視や屈折異常による弱視の早期発見に努力しております。屈折計の使用は多くの都市では未使用で宝塚市と眼科医会の協力によるものです。
衛生環境の改善・医学の進歩・健康管理の向上その他の要因によって失明による眼障害の種類程度も年代と共に様変わりしております。長寿と共に避けられない加齢疾患の優たる白内障も主として日帰り手術でほぼ完全に視力を取り戻し、快適に老後を送り得るようになりました。しかし、食生活の不管理や体質もあって糖尿性網膜症の障害は目立ちますし、緑内障も軽視出来ません。
先日某放送関係の人から「目の健康のために例えば目薬を注すとか・・・」と聞いて驚きました。目薬で目の健康が保たれる。そんな偏った考えの方がまだ多いということは考えさせられます。

健康とは! 薬物依存症について

8月から9月にかけて、某タレントの覚せい剤使用のニュ―スが連日多局で流されてうんざりしました。大麻についても大学生まで次々と逮捕されて、想像以上に不正薬剤が流通しているのに恐ろしくなります。上海でスパイが大量の麻薬を取り引きして関東軍の潤沢な軍資金にした。など歴史の裏舞台の話はほーと読み過ごせるが、戦争知らずのこの世に染みを付けるように麻薬・覚醒剤・大麻等が入っているのは恐怖を覚えます。先の被告はもう止めようと思ったが手が伸びたと言っていました。一度口にすると止められなくなると知っていながら引きずり込まれる恐ろしさを改めて感じます。
煙草も全く同じです。昔は20才で軍役に入りました。全員にタバコが配られたから当然口にします。恩賜の煙草は戦後もありました。私も学生になって初めて煙草を吸った記憶があります。まずくてむせただけ。でも次第にタバコが手放せなくなりました。映画や芝居で俳優が煙草を口にする時吐き出す仕草に見惚れました。一寸一服と云うのはお茶ですが煙草にも言えました。仕事が忙しくて吸えなかった時は、その後その分も続けて吸いました。ニコチン量を補給したのでしょう。開業と共にきっぱりと禁煙しました。3~4日目が一番辛いですがそれを乗り切って1週間辛抱すると禁煙できました。煙草は癌だけでなく血管毒です。薬物同様依存性があります。この機会に禁煙されませんか。
私は普段睡眠剤も口にしません。しかし旅行ではどうしても寝付けなくて困ります。先日の旅行で初めて睡眠剤を飲みました。よく効いてくれたので、3日間服用しました。その後も猛烈に飲みたくなりました。副作用はないと医師も言い、添付書にも書かれています。だか私は依存症習慣性を否定出来ないと飲まずに済ませました。人間疲れたら起きていたくても寝てしまいます。眠剤の連用も止めましょう。