眼の健康とコンタクトレンズの専門医 医療社団法人 広辻眼科

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広辻眼科マンスリー 第m101

投稿日 2014年7月9日

暑中お見舞い申します

理事長 廣辻逸郎

お正月を迎えたばかりだのにもう今年も後半に入りました。最近は気候が変でつい先日関東地方で大粒の雹が降って大騒ぎでした。日本だけでなく世界中が温暖化して色んな影響が出ております。気温だけでなく品種の改良もあるのでしょうが田植えも早くなりました。稲の花が咲くころや収穫時に台風に合わずに済んでいいかもしれません。
さてサッカーのW杯で日本は残念ながら2敗1引分で敗退しました。選手もよく頑張ってくれましたが私ですら実力の差が分かります。それにしても大勢のファンが地球の裏側まで応援に行かれるエネルギーに感服します。途中休憩があるにしても90分走りづめで、一瞬の隙をみてゴールを狙う頭脳戦は見応えがあります。
7月は祭の時期です。祇園祭・天神祭始め全国夏祭で病魔退散、五穀豊穣が祈られます。私の育った大阪の氏神さんが京町堀の御霊神社で祇園祭と重なっていました。暑い最中天狗さんや暴れ神輿にわくわくしました。天神祭では船渡御を土佐堀川で拝みました。でも支那事変大東亜戦争と次第に戦争への道を突走しっていきました。スポーツや祭に興じることが出来るのは平和だからこそです。今でもイラクでは戦闘が繰り広げられ、アフリカでも民族闘争で何万人もの女子どもがテントの避難暮らしをしています。

花ざくろ

戦争はご免!誰もが願っています。しかし今『集団的自衛権』が国会で議論されています。同盟国アメリカが武力攻撃を受けた時、日本が直接攻撃されなくても武力を行使することで、実際に自衛隊が武力を使ったら日本も攻撃されないか不安です。戦争に巻き込まれないことを切に願いますが、外国が攻めて来た時素手で戦うわけにもいきません。
玄関先の花ざくろが沢山花を付けて咲いてくれました。日毎実がふくらんできます。

健康とは! 若い人が羨ましいが・・・

もう大分古い話になりますが、歌舞伎で先代中村歌右衛門さんの舞台を観ていると、妻が『歌右衛門さんは後ろ姿で芝居をしてはる』と漏らしていました。晩年の宇野重吉さんも出演ぎりぎりまで横になって体を休めながら舞台を務めたと聞きました。微塵も体調の悪さを出さずに独特なせりふ回しと演技を見せてくれました。年齢をかさねる毎に演技力の厚みや渋みがにじみ出ておりました。
歳を取れば、皺もより目じりも垂れ、立ち居振る舞いどっこいしょと声がかかっても仕方ありません。と分かっていながら、鏡を見るのも嫌だし、半袖になって腕が剥き出しになるとしわくちゃな手に何だか嫌になります。普段オシャレに無頓着な私でもこの頃とみに年寄りくささが嫌になります。病気や愚痴話では滅入るばかりです。グルメやファッションの話に興じるピチピチの若さっていいなと羨ましがることしきりです。抗加齢学会もありますが、無理して加齢に逆らうことはないというのが私の考え方です。。
不老不死の薬はお伽話の世界ですが、STAP細胞がどうのこうのと騒いでいるのを神様はどんなに見ていましょう。まだまだ生物学的に人間について未知の世界が多いのが現実です。
自然の老化は仕方がありませんが、自分で追い込むことはありません。生きている限り体に新鮮な血液が廻り、ホルモンも分泌され、細胞が活躍しております。脳の記憶力がなくなるわけではありません。老化現象で濁りが進んだ水晶体は眼科医が人工レンズに取り換えてくれて読書も観劇も美味しい食物も見られます。神様が授けて下さったこの身体精一杯生かして頂きましょう。