眼の健康とコンタクトレンズの専門医 医療社団法人 広辻眼科

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広辻眼科マンスリー 第m69

投稿日 2011年11月1日

文化の日

理事長 廣辻逸郎

3日は文化の日です。昭和23年7月に制定されました。それまではこの日は明治節と言って明治天皇ご生誕日を祝っておりました。先日還暦前のある人に聞いたところ、明治節なんて聞いたことも無いと言われました。古い人間は何時までも四方拝・紀元節・天長節・明治節を四大節と言って特別の日と記憶しています。授業は休みですが、学校で式があってその後私の小学校では紅白の饅頭を貰って帰りました。
『自由と平和を愛し、文化をすすめること』を趣旨とされています。天高く澄み亘り、菊の花の真盛りで、この日に文化勲章授与式もあり、各地では芸術祭も開催されます。文化の日にふさわしいです
文化とは何なんでしょう。文化アパート・文化ポテトて言葉が有りました。私は終戦前後の頃を思い出します。あの頃はただただ戦争に勝たねばならないその為に食べるものが無くても辛抱しなさい、軍歌はいいがジャズ・ワルツ・タンゴはもっての他、男は国民服女はもんぺでした。読書すら厳しく制限されていました。戦争が終わり、次第に食べ物が出回って来くると、猛烈に本が読みたくなりました。しかし読みたくても印刷する紙が有りません。映画・音楽・演劇と乾いた喉を潤すように求めました。インフレで小遣いが無くても若者は本を読み会場に足を運びました。生の演奏が聴けたのは先で、名曲喫茶で静かにクラシックを聞き、歌声喫茶でロシア民謡やフォスターの曲を合唱し肩を組んで労働歌を歌いました。年を重ねTVが出、映画音楽演劇界も世代交代して国民の嗜好も変わりました。読書も活字本で無く携帯で見る時代です。服装・工芸も変わっております。貧しくて生活が満たされてなくても貪るように文化を求めた時代。そして何不自由せず、戦争が無くて気ままに過ごせる時代の文化。
文化でお腹は満たせませんが、文化を求めて初めて人間になります。江戸時代に元禄文化が残ったように、平成の時代どんな文化が花開き実を結ぶか。いや既に恩恵に与っているのに知らないだけかもしれません。

健康とは! 口はいのちの根源です

人間の構造は頭のてっぺんから足の先まで完璧に無駄なく精巧に神様が創って下さったと何時も言っております。そして身体は前向きに生きるように創られています。眼も二つで立体感が出ますし、Ⅰ眼鼻側60度耳側90度両眼で180度前方を視るようになっています。後ろ向きには歩くなです。耳も二つで左右から聴けますし、耳殻(みみたぶ)で前方の音を取り易くされています。先輩や新しい声を聞いて、後方からの雑音に耳をかすなと言うことでしょう。足も2本で前進するようになっています。人間歳を取って杖を持つ3本脚は休めの形です。器も脚が三つで納まります。杖を2本持って歩くと脚の負担が軽くなってウォーキングが楽と言います。眼も耳も二つですが口は一つです。口は災いの元だから一つと言うわけではありませんが、口は食べ物の入口だけではなく、呼吸の出入口です。しかも気管と食道の入り口で食べ物が気管に入らぬよう咽頭が働いてくれます。
高齢になると難聴・視力の低下が起こります。冗談めかして歳を取ると余り他人の話が聞こえぬよう、行動が眼につかぬよう機能を落とすよう神さまが創って下さっていると言っておりますが、口の機能は落ちません。話すること(意思を伝える)食べること呼吸をすることは絶対欠かせないからです。話なくても生きられますが、呼吸が止まれば死につながります。口から食べることが出来なくなると医学的には栄養の補給は出来ます。しかし経口摂取に勝りません。命の根源口で食事出来る健康を感謝しましょう。