眼の健康とコンタクトレンズの専門医 医療社団法人 広辻眼科

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広辻眼科マンスリー 第m52

投稿日 2010年6月1日

新しい時代 変わるもの変わらぬもの

理事長 廣辻逸郎

半世紀に及ぶ自民党政治から民主党政治に変わって新しい時代の到来を願ったが、けっして国民の望みどおりには変革されていない。沖縄の基地問題もスムーズに進展していない。戦後六十数年経って、外国に守ってもらわなければならない国から脱脚しなければならないという国民の声が出てこなくて、鳩山首相を責めているのもおかしなものと思う。
この欄でも再々記しましたが戦前の結核やトラコーマ等の国民病は激減し、急性伝染病の発生も稀になりました。眼科でも洗眼処置がなくなり、白内障も日帰り手術が普通で、分厚い眼鏡やコンタクトレンズの使用も無く快適な余生を送れるようになりました。生活環境や食事の変化も影響しているのでしょう日本人の体格も変化し、下顎の角ばった顔は少なく、脚も長くスマートです。逆に緋弱な感も否めません。生活に離せなくなった携帯電話も益々多機能化して私は手も足も出ません。新しい型に変えようと先日店に行きましたが若い店員が勧めません。どうせ使えもしない年寄りと見られたと僻んでいます。でもI Pad は魅力がありますね。有料サイトが沢山でコストも掛りましょう。早く国産が出ればいいのにと思います。
IT産業は日本が先行していると思っていたら、韓国サムスンが日本の有力メーカーの売上合計を上まっているそうで残念です。でも先日テレビでCAS冷凍機や工場野菜栽培の話が出ていました。特別新しい話でなく市販もされていますが、食品の組織を壊さず、長期保存も出来、漁村や農村を経済的にも潤し、活性化出来る効果があります。工場野菜も無農薬で年中天候に左右されずに生産出来る利点があります。無菌的で長期保存が可能です。日光に当たらずに栄養価が得られるのかという疑問にも答えているようです。
5月初め、西谷長谷の牡丹を鑑賞しました。連休に入っての好天にぱっと開いたばかりの花の王者牡丹の美に魅入らされました。白牡丹の白色の深さを改めて感じました。どの花も一つとして同じ花がなくて各地で入念に育てられた特色を豪華にしかも清楚に主張しています。園を見渡す東屋で野点を一服頂戴して至福の刻を過ごしました。5月16日矢張り好天気に恵まれた神戸まつりの観衆になってパレードを見物しました。一斉にバトンを青空高く上げての行進。脚を高く振り上げて歌い踊るグループ。大きな羽を振って激しいサンバの踊りの美女達の笑顔を振りまいてのパレードに若さを貰って大満足しました。大通りを一寸入った静かな喫茶店で冷たいコーヒーに疲れを癒しました。

健康とは! 食品の管理について

アフリカの子どもが汚れた水を飲んでいる映像に驚くのは私だけではないでしょう。先年カンボジアに訪問旅行した宝塚市の一団の全員が下痢をして、水には注意していたが、水割りの氷が原因だった様だという話を聞きました。日本では水道水がそのまま飲めますし、渓流の水に、ああ美味しいと喉をだけでなく全身の渇きを潤します。
日頃市場の買い物を私はしませんが、主婦が袋入り食品を買う時は、賞味期限と産地を確かめるのは常識のようです。餃子事件もあって中国産を避けるのは致し方ありませんが、劇物農薬は一時日本でも使われて小川の鯉や鮒も死滅させ、蛍も激減しましたが過去のことになってくれました。周りを海に囲まれた日本ですが、海産物の多くが遠くアフリカや北洋から輸入されています。これは冷凍技術の進歩によるものでしょう。先述のCAS冷凍が普及されれば味覚も落ちずに安全に食べることが出来ましょう。明石の蛸も財布が許せば食せます。工場野菜もただ人工照明・培養液栽培だけでなく、出入りの消毒や無菌服着用で、管理し、包装しているので無菌に近い状態で市販されるので保存が効き、幼児や抗がん剤使用の抵抗力の落ちた患者さんも安心して生野菜が食せましょう。
戦前も戦後しばらくも農家の肥料に人糞が使われ、それが極普通に取り入れられていました。その為寄生虫患者も多く、田舎でお腹が痛いと言えば、回虫症の診断で先ず間違いありませんでした。現在寄生虫はほぼなくなりましたが有機肥料として人糞と言ったら若者に蹴飛ばされましょう。