眼の健康とコンタクトレンズの専門医 医療社団法人 広辻眼科

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広辻眼科マンスリー 第m140

投稿日 2017年10月4日

爽やかな秋空が広がっています

理事長 廣辻逸郎

今年は9月に入っても猛暑が続きましたが、古くから言われている『暑さ寒さも彼岸まで』の通りお彼岸頃から凌ぎ易く体の調子も軽快になってきました。
1964年10月10日前日までの大雨が当日早朝から快晴で素晴らしいオリンピック日和になりました。戦前のベルリン大会で水泳の前畑秀子選手が優勝した時は雑音の入ったラジオでアナウンサーの「前畑頑張れ前畑頑張れあと5メーター4メーター321前畑勝った!前畑勝った」の絶叫が話題になりましたが今回はテレビがあって、各競技が実際に見られるのでテレビの前でくぎ漬けになりました。開会式の入場では揃いのユニホームできちんと整列しての入場、聖火台の点火。そして競技が始まって重量挙げで三宅義信選手が優勝した時は国民みんなが息を止めてバーベルの上がるのを見守りました。重量挙げやレスリング等初めて目にして興味を持つようになりました。バレーボールで女子選手が大松監督のもと回転レシーブのすご技で強敵ロシアに競り勝った時は凄く興奮しました。その影響で全国に女子バレーボールチームが誕生しました。
今年9月24日桐生選手が百米を9.98秒日本人初めて十秒を切る成績を出しました。百分の一秒を短縮するのにどれだけの練習を重ねたことでしょう。焦りもあったでしょう。後輩の多田・山縣選手も記録を狙い、他の大会で負けたこともあっただけに新記録達成は嬉しかったでしょう。 数年前中国雲南省へ観光旅行した時、ガイドがこの高地の下で日本の女子マラソン選手が合宿訓練していたと話していました。この辺地、何の娯楽もない高地で毎日ひたすら走り続けているのかと思うと涙が出る思いでした。フィギュア選手は骨折してはいけないとスキーも禁止していたと語っています。女子だけでなく男子選手も同様に連日練習に励んだことでしょう。野球・ボクシング・相撲等々厳しい競争に勝ち抜かねばなりません。アマ・プロ問わず華やかなスポーツも決して甘くはありませんが、そのお蔭で観客を魅了してくれます。
広がった青空のもと外に出て思い切り手足を伸ばしてみましょう。大都会の舗装された道路でも並木道があります。大阪御堂筋の銀杏並木はこれから美しくなりましょう。ビルのウインドウは目を癒してくれます。ここ宝塚では路傍に野草が小さくても色々な色花弁が競い咲いています。スポーツとは言えなくても軽いウォーキングも健康に繫がりましょう。自分の年齢体力に合った運動を楽しみましょう。

健康とは! スポーツと健康

スポーツは何も出来ない私が『スポーツと健康』の題で記述するのは気が引けますが、私の知識範囲でお話します。
抑々人間は歩く、走るは自然でしょう。石を投げる。棒を投げることも。走ると誰が速いか。どれだけ休まずに走れるか。石も誰が遠くまで投げられるか。棒も投げるだけでなく、どこまで投げられるか、矢であれば遠くの的に射てるかと競い合うことになりましょう。そこでルールを決めて競い合うスポーツが成立しました。競技ですから、スポーツは健康とは直接関係ないものです。しかし健康に運動はまた大事なことです。運動即スポーツではありません。ただ言うまでもなくスポーツは一定のルールに従って営まれる競技ですから、フィジカル(肉体的)インテリジェント(知的)ラジカル(技量的)を要求されます。身体が大きく力が強いだけでは勝てません。頭だけでもダメ、技術も必要.三者が備わってこそ栄冠を手にすることが出来ます。
相撲の力士は大きくて力がないと強くならないと、大食して体重を急に増やして膝を痛めたり、糖尿病や高血圧症で倒れることがあります。スポーツ選手の心臓が肥大してレントゲン検査で引っかかる事があります。連日の過度の運動で血液循環が大量必要で徐々に心臓が肥大するものです。運動量に対応したものだから病的でないとされています。
選手が記録を延ばすのは例えば短距離では、歩幅をどれだけにするか、腕の振りをどうするか、体の傾斜はどうか、100m間の歩数を何歩にするか等凄い調整をされるそうです。他の種目種類でも同様に言えましょう。若いから限界まで鍛えられ成績も伸びるのです。私は高齢者がマラソンの42㎞を完走したというニュースに感心しません。100mを早く走ることも反対です。若い時からそれなりに体力維持向上に努力されているのには敬意を表します。勿論個人差はありますが老齢になるとそれなりに身体全般退化していることを認識すべきでしょう。