眼の健康とコンタクトレンズの専門医 医療法人社団 広辻眼科

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広辻眼科マンスリー 第m111

投稿日 2015年5月7日

申し分なき日和得て初夏の旅 高濱年尾

理事長 廣辻逸郎

今年の年末は大忙し

年の4月は雨が多く特に土日はどちらかが冷たい雨に降られましたが、珍しく月末は好天気が続いて東北の日本海側や北海道まで三十度を超す夏日が報道されました。4月末に三田の永沢寺の牡丹園と芝桜園を観光しました。当日は雲一つない晴天で、有馬富士のてっぺんが新緑の帽子をかぶっているようで癒されました。牡丹園はまだ少し早かったのですが早咲の分は花の女王の貫録十分でした。園内は大きな八重桜が満開ですし,シャクナゲも目を楽しませてくれました。牡丹園から百米ほど先の小高い丘に広大な芝桜園があって、淡紅色や白色など美しい大きなパッチワークを見る感じです。芝桜を背に若い女性連れがスマホの自撮り棒で撮っていて笑い声が聞こえてくるようでした。
お寺には西暦2~4世紀のガンダーラ彫刻が収納されていてその中になかなかイケメンの若い仏像もありました。寺を辞し、最後に手打ちの盛りそばを食べて目も口も十分満足の半日を送りました。
4月25日ネパールで震度7.8の大地震で5千人を越す死者を出しました。余震も強くて沢山の市民が朝晩気温の下がる路上で難を避けています。日本は地震国で誰もが地震の怖さを体験されていましょう。自然災害だけでなく、誰が一万米上空から自分が乗っている飛行機が地上に突っ込むと予想したでしょう。家族も含んで何時思わぬ病気や怪我で平穏な暮らしが壊されることがあります。ただこのような生かしてもらっていると感謝すべきでしょう。お坊さんの説教のようになりましたが、好天気のもと自然の恵みに楽しんだ一方ネパールの地震災害の報道に心を痛めて筆をとりました。 

健康とは! ファッションについて

高齢で日頃ファッションとは縁がない私がファッションについてなどの表題でおこがましいかぎりですが勘弁してください。
冬場はどうしても衣服の色が黒っぽくて地味ですが春の声を聞くとともに明るい色の服装が目立ってきます。ただ最近は老若男女を問わず似たような服装でそれもすぐに着古して捨てるような感じがしないでもありません。若い会社勤めの女性はファッションに格別気を使っているでしょから叱られそうです。
先日お年寄りのファッションショーがTVに出ていました。皆さんそれぞれに個性あふれて若々しくおきれいでした。歳をとってもおしゃれをする気持ちは大事でしょう。1980年代はTシャツ・ポロシャツなどカジュアルなファッションガ出て原宿では竹の子族が歩行者天国で踊っていた時代でKenzoやイッセイミヤケなどのブランドが出てきました。森英恵さんがパリコレで活躍し、オートクチュールの時代がありました。でも時の流れと共にファッション感覚も随分と変わってきています。ただしかし、どの時代であれどんな高価で時代の先端をいく服装を身に着けていても、心が卑しく品性の劣る人が身に着けていては見苦しく、逆に金銭的には恵まれなくて使い古してつづくりがある衣服を身にしていても清潔で、心豊かで品性があれば少しも恥じることがありません。森英恵さんが『ファッションだけでなく、人間としての品格にも関わります。品を大切にして欲しい。品とはつまり教養です。男は強く。女は優しく、優しい女はエレガント。』と文春四月号で記されています。